アルマジロを見た

前から必ず見たいと思っていた映画、アルマジロを見て来ました。アフガニスタンに派兵されたデンマーク軍の部隊に半年ぐらいの間、密着して撮ったドキュメンタリー。新聞の小さな紹介記事で知ってから機会を探っていて今日!

リハやらで30時間以上寝てない体に鞭打って、しかし映画が始まると眠気も吹っ飛び、一気にアフガニスタンの最前線に連れて行かれました。アルマジロとは、アフガニスタンでのタリバンとの最前線に置かれた基地の名前なのです。

あんな映像は見たことがない、兵士のヘルメットに付けられたカメラでまさに同じ目線で体感する銃撃戦、戦闘の後の興奮状態の兵士の顔、合間に写る壮大な風景が美しい、家も家族も破壊されたアフガニスタンの村人の何も信じていない目、戦争が日常になってしまった現地の子供達とデンマーク兵士の会話。およそ9ヶ月4回ぐらいに分けて取材、撮影された多分映画史上最も生々しい戦争の記録でした。

音楽を大分ふんだんに織り交ぜる事でなにかドラマチックな所もありますが、最後に残る感情は人によって真逆になる可能性も秘めている気がしました。

生命の危機に直面した状態で銃を乱射するのは恐らくとてつもない快感なのでは?一度体験すると中毒になるほどの。
次元が違うと思うけど、自分が演奏してるときに味わう感覚からなんとなく想像できます。

十代の人にも是非見て欲しい、考えが足りないと兵士になりたいと思う人も居るかもしれない。戦闘映像の編集が上手くて臨場感が凄くてわけの分からない興奮のような感覚が味わえるから。

しかし見ている間、ずっと聞こえてきたのは彼らは何と戦っているのか?とゆう疑問。

ハッキリ言えるのは兵隊はただの駒で、正義とは権力と同義語じゃないのかとゆうこと。

タリバン兵を殺して興奮しているデンマーク軍兵士の顔が忘れられない。久しぶりに世界が揺らぐ作品を見ました。

無事帰って来てシャワーを浴びながらもまだ目の前に敵を見ているようなデンマーク軍兵士の目も寒気がした。

手榴弾で吹っ飛ばされて死んだタリバン兵の、目はモザイクがかかっていて見ることが出来なかったのが少し安心しつつも残念だった。その目こそが一番のメッセージになったはずだから。

兵隊にはなりたくないよ。

予告編
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=uWb0DoGcG-0#!

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テーマ : 戦争映画
ジャンル : 映画

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